生きるヒントを読んだ感想

トルコでランプを購入した際のお話が印象に残った。

売っているランプをただ売るのではなく、買い手と売主がランプの歴史やランプの作り手がランプに込めた思いなどを共有してコミュニケーションを図ることを楽しみとしている商売があるらしい。

でも、そのような商習慣は事前に知っている買い手でないとできないと思うが、そのような商習慣が新鮮だった。

最後の章で、人生に目的はない、また人生に希望はない、と書かれていた。

ストレスフリー超大全でも生きることに意味はないと書かれていて、自分もその言葉に救われたような安心感を感じた。このため、人生に目的はないということに共感した。

ただ、生きるヒントでは人生には希望もないと書かれていて、希望すらないのかと思った。

でも、まぁ、肩肘を張らずできることをやり、気楽に生きていくことが良いのだと思った。

だって、五木寛之さんは他の本でも、人間は生きていくことは大変なことで、すごいことなのだと何度も言っているのだから、それで良いのだと思った。